七宝瀧寺  〜犬鳴山の義犬伝説〜

観光記録

12月初め、大阪府泉佐野市犬鳴山にある七宝瀧寺(しっぽうりゅうじ)にいってきました。

猟師を助けるために鳴き続けた、義犬の伝説。

宇多天皇(889〜898)の寛平二年(890年)三月、紀伊の猟師が犬を連れて、当山の行場「蛇腹」付近で一匹の鹿を追っていました。猟師の傍の大樹には大蛇がいて、猟師を狙っていましたが、猟師はそれに気づかず弓をつがえ、鹿に狙いを定めて射ようとしたそのとき、猟師の愛犬が急にけたたましく吠えだしました。すると、犬の鳴声におどろいた鹿は逃げてしまい、獲物を失った猟師は怒って、腰の山刀で吠え続ける愛犬の首に切りつけました。
犬は切られながらも大蛇めがけて 飛び上がり、大蛇の頭に噛みついて、猟師を助けて大蛇と共に倒れました。ようやく事の重大さを知った猟師は、自分の命を救って死んだ愛犬の骸をねんごろに葬り、弓を折って卒塔婆とし、その後七宝瀧寺に入って僧となり永く愛犬の菩提を弔いつつ、安らかに余生をすごしたと語り伝えられています。
後にこの話を聞いた宇多天皇は「報恩の義犬よ」と賞し、「一乗鈴杵ヶ岳(一乗山、鈴杵ヶ岳とも)」を改め「犬鳴山」と勅号を与えたと伝えられています。

七宝瀧寺 ホームページより

 犬鳴山はとても歴史の深い所となっており、すごく綺麗な場所だったので
少し紹介していきたいと思います。

 犬鳴山にある、犬鳴山WOODSという場所に駐車させていただきました。
駐車料金は500円でした

 ここはアイスクリームや石焼き芋など色々と販売していて
食べたかったのですが本堂から戻ってきた時には閉まってしまっていました。。。 

 他にもBBQや釣竿なども販売していて、夏のシーズンにも行ってみたい場所だと思います 
犬鳴山WOODSさんのホームページも載せておくので是非見て頂きたいです
     http://daidaikichi.sakura.ne.jp/i_WOODS/home.html

 そこから約1km程の山道を登り七宝瀧寺を目指します
道中は少し険しい道もありますので履き慣れた動きやすい靴でいきましょう。
そしてまず景色を見て最初に思った事が
ものすごく滝が綺麗!!
水の流れる音や自然に心が癒されます

※写真はうまく撮れてませんが実際はとても綺麗です。。

少しきつい道のりですが景色を楽しみながら登っていくと
本堂が見えてきました
(実際かなりキツイかったです)

ここからすぐに最初の写真にあった大きな7m程の不動明王がでてきます
写真では分かりずらいですが、かなり迫力あります。

 他の景色や本堂周辺の写真も撮りましたが載せきれないので今回はこの辺にしておきます。
道中の風景ももちろん、運気向上・心願成就の守護神として
親しまれている倶利迦羅大龍不動明王


ぜひ一度行ってみてはいかがですか?

七宝瀧寺 ホームページhttps://inunakisan.jp/

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